月刊サイクルビジネス
2018年末に報道された北米のインターバイク開催中止やサイクルモードの規模縮小など、全体的に昨今は盛り下がり傾向に見られている自転車ビジネスショーだが、今年最初に行なわれた同じく恒例イベントはそんなイメージを一掃するものだった。新年早々の1月8日、9日の2日間、東京・浅草の東京都立産業貿易センター・台東館で「サイクルパーツ合同展示会」が開催され大盛況に終わった。
1月11日、(一社)自転車協会(山﨑一理事長)が主催する「平成31年自転車業界年賀交歓会」が東京・千代田区の帝国ホテル「光の間」で開催。同協会のメンバーである企業の代表者はじめ、会場には業界に関連した多くの来賓が集い賑わった。
シマノとボッシュが専用ユニットを投入したことにより昨年、業界内ににわかに沸き上がったEスポーツバイクブーム。欧米での成功を手掛かりに各社挙って完成車を投入していった。今後、供給過多となり飽和状態へと陥るのか、それともユーザーも並行して伸びるのか、各社の次なる戦略に注目が集まっている。ミヤタブランドで昨年春に2車種を投入の後、秋口には早くもメリダブランドで2機種。現在4機種のEスポーツバイクをリリースしているミヤタサイクルに、2年目の展望について聞いてみた。
シナネンサイクル㈱(田中正人社長)を含むシナネンホールディングスグループが住所を移転。1月21日(月)より新社屋にて営業を開始した。またシナネンホールディングス㈱(崎村忠士社長)が行なった昨年12月28日の取締役会において、従来シナネンサイクルが展開していたシェアサイクル事業について分離独立させ、責任体制をより明確化しスピーディな意思決定を実現することや積極的で大胆な投資によるさらなる成長を期し、子会社化することを決定した。