月刊サイクルビジネス
自転車市場における完成車・サイクルパーツ供給の担い手として大きな役割を果たしている(株)サギサカ。最近の物流環境の変化にも対応すべく取り組みながら、介護用品開発など新たな分野のチャレンジも積極的に展開している。
そして、次世代への継承を視野に入れ、社内の様々な面を改善する取り組みも2016年からスタート。時代に合わせた組織とするべく事業をさらに推進していく。
7月に(有)アキコーポレーション国内総販売代理権の譲渡がリリースされたルイガノ・ガノーの両ブランドについて、(株)あさひ(下田佳史社長)が10月17日を皮切りに大阪と東京で「ルイガノ・ガノー新体制発表会」を開催した。2018年モデルからブランド展開を再構築し、ルイガノはカジュアル系バイクに特化、女性に適したタウンユースのバイクを充実させる他、電動アシスト車も登場。ガノーはトータルコーディネートできるピュアスポーツブランドとして位置づける。
愛知県渥美半島を舞台にサイクリングを楽しむ愛知県渥美半島「ぐる輪サイクリング」が、(株)深谷産業(近藤正勝社長)の協賛により10月15日に催された。今回で13回目となる同イベントは、風光明媚な渥美半島を自転車で巡り、サイクリングの楽しさを味わえる内容で、秋の恒例イベントとして定着。あいにくの雨模様となったが、700名超の参加者が海を望むコースでの走行をゆったりと楽しんだ。
昨年の熊本地震、今年の福岡・大分エリアを襲った豪雨など災害に見舞われた九州エリアだが、それでも災害に強いという利点を活かしながら、地域の各卸商社は将来の発展に向けた取り組みを続ける。また、沖縄では海外から訪れるサイクリストの増加など観光面での活性化も高まっており、その流れを地元の自転車普及に繋げる試みも模索されている。同エリアの最新市況をレポート。