月刊サイクルビジネス
改正道路交通法や自転車活用推進法の成立などで、安全安心な自転車の重要性がますます高まってきている現在。自転車協会が推進するBAAやスポーツBAAへの注目度も高まりつつある。スタートして12年が経ち、業界を取り巻く環境が大きく変わってくるなかで、協会としてどのように自転車の安全安心を訴求していくのか。また将来の自転車文化創造に向けた取り組みなどの展開を、渡辺理事長に伺った。
(株)シマノ(島野容三社長)が、平成28年12月期連結決算を発表した。
それによると、売上高は3229億9800万円(前年同期比14.7%減)、営業利益645億4600万円(同24.1%減)、経常利益700億0200万円(同30.8%減)、当期純利益509億6400万円(同33.1%減)と、大幅な減収減益となった。
自転車部品部門の売上高は2594億5500万円(同17.4%減)、営業利益は578億7400万円(同27.5%減)となった。
低調な動きで始まった2017年。近畿エリアでもその傾向は変わらず、末端での売れ行きは非常に鈍い。それでもメーカー、卸、販売店それぞれでは、本格商戦に向けての準備に抜かりない。量販店に加えてネット通販という存在が目立ってくる中で、自転車専門店としてのメリットを前面に打ち出し、シェア獲得を推し進める。在庫力と配送力が重要な鍵を握ってきそうな気配がある、春需の現況と近畿の自転車ニーズ変化を現地で探る。
(株)シマノ(島野容三社長)が、製品の魅力を伝えるとともに自転車・釣りを通して新しいアーバンスポーツライフを提案する「SHIMANO SQURE」(シマノスクエア)を、大阪市北区のグランフロント大阪・ナレッジキャピタル内にオープンした。「出会い」、「価値体験」、「感動体験」、「癒やし、くつろぎ」を提供する場として、自転車と釣りが都市部の多彩な文化や人、価値がここで出会い、従来の枠を超えた発想の掛け合わせによって新しい価値や文化を生み出すことを目指す。