月刊サイクルビジネス
昨年12月9日に、「自転車活用推進法」が国会の参議院本会議にて全会一致で可決成立した。これにより同法は半年後に施行され、国として自転車の活用推進に取り組んでいく。この法律で自転車業界にどういった変化があるのか、またどのように関わり、将来の自転車市場発展に繋げていくのか。同法の法案づくりや成立に向けて尽力してきた一人である自転車活用推進研究会の小林成基理事長に、概要を読み解いてもらい、同氏の提言を伺った。
(一社)自転車協会(渡辺恵次理事長)が主催する「平成29年自転車業界年賀交歓会」が1月13日、東京都千代田区の帝国ホテル東京『光の間』にて開催された。
会場には来賓として参議院議員で自転車活用推進議員連盟の副会長である橋本聖子氏、経済産業省製造産業局車両室の塩手能景室長、(公財)JKAの吉田和憲会長、(一財)自転車産業振興協会の野澤隆寛会長、(一財)日本自転車普及協会の石黒克巳会長、(一財)日本車両検査協会の細谷孝利理事長、日本自転車軽自動車商協同組合連合会の妹尾積理事長、国土交通省道路局環境安全課道路交通安全対策室の酒井洋一室長が出席。そして自転車業界に関連する企業や団体など関係者が集い、賑わいを見せた。
(一社)自転車協会が推進しているBAAマーク制度の広報展開に、国民的人気キャラクター「ドラえもん」とのタイアップを昨年に引き続き行ない、店頭販促ツールの配布などインパクトを持った施策を実施していく。販促ツールとしては、ポスター、のぼりといった展示物の提供をはじめ、BAAマーク貼付の自転車を購入した消費者へノベルティとして「シール付き特製リーフレット」を配布。同制度の普及を推し進めていく。
台湾自行車輸出業同業公会では、2016年12月23日に台中僑園飯店にて第9届第1次会員大会および常務理事・監事の改選を行ない、新たに理事長をはじめ27名の理事と9名の監事を選出し、それぞれ就任した。新理事長に就任した曾氏は、美利達工業の董事長として長年率い、同社を世界的ブランドへと成長させてきた。また業界の発展にも積極的に取り組んでおり、今後のリーダーシップにも期待がかかる。