月刊サイクルビジネス
明治に創業し、日本自転車市場の黎明期から一貫して卸商社として歩んできた(株)野口商会。110年の歴史を有しながら、時代の変化に合わせて新たな試みにトライする姿勢で全国の取引先から支持を獲得し続けている。今年4月には野口明雄氏が4代目社長として新たに就任、これまでの歴史を受け継ぎながら、次の世代に向けて着実に歩みを進めていく。
そうした中で、同社における取り扱い商材やブランド展開、そして今年初開催され大きな話題となったサイクルパーツ合同展示会など多面的な展開を野口新社長に伺った。
2012年4月に開校した東京サイクルデザイン専門学校。すでに150名の卒業生が巣立ち、自転車業界の各企業で活躍している。自転車の専門技術を学べる日本初の専門学校として、現在も多くの学生がキャンパスで学んでいる。業界活性化のための重要な課題である人材育成を担っている同校の現状をレポートする。
世界的に情勢や経済環境が大きく変化し、為替変動も乱高下する近年。貿易商社もその時々に応じた対応を迫られる。しかし各企業では、変化に動じず、手堅い経営に努める。自転車マーケットも軟調な動きを見せる中、将来の発展に向けてどのような経営を構築しているのか。現在の商社の動きを探った。
北陸地方有数の歴史あるサイクルロードレース大会「第34回内灘サイクルロードレース大会」が6月26日、石川県河北郡内灘町において開催された。代表的存在であるロードタイムトライアルではチーム、個人、年代別など合計10カテゴリーを実施、またロードレースでは6カテゴリーが行なわれ、それぞれのクラスで熱いレースが繰り広げられた。