月刊サイクルビジネス
2016台北ショーが3月2〜5日の4日間、台北市で開催された。昨年と同規模となったショーは、例年どおり海外からのバイヤーなど多くの来場者で賑わった。ハイエンドモデルを中心に好調を続ける台湾各メーカーだが、将来に向けての新たな展開も見せる。世界の自転車市場が変化する中、台湾業界の動向を追った。
今や世界の高級スポーツ車の生産基地となった台湾自転車業界。その業界を完成車・パーツそれぞれの分野で市場を牽引する2社のトップに台北ショーでインタビュー。直近の販売状況や企業動向、今後の方向性をうかがった。
常にイノベーションを起こす製品を生み出し続ける台湾メーカーが台北ショーで発表した最新モデルや注目製品を一挙に公開。完成車をはじめパーツやアクセサリーのトレンドが一目で丸わかり。
様々な角度から開発にアプローチし、魅力ある製品を生み出しているアサヒサイクル(株)。個性的なデザインと機能性を両立させた製品には市場からも評価が高い。そんな同社が、自転車の安全性を高める新たな提案として蓄光アイテムを市場に登場させる。第1弾としてフェンダーを発売するが、今後は商品を拡充させていくという。同社の開発思想や将来に向けての展開を星原正彦社長に伺った。