月刊サイクルビジネス
3月28〜30日に第14回中国北方国際自行車電動車展覧会(天津ショー)が、天津梅江国際会展中心で開催された。この時期としては暖かく気温20度を超え、一層の熱気に包まれた。会場の総面積は10万平方メートル、出展企業数は約600を数え、屋内・屋外合わせて5000小間を超え、いずれも昨年を上回っている。また、主催者サイドの話によれば来場者数は3日間で30万人に達している模様だ。
主な出展メーカーは完成車・電動車では、愛瑪、科林、捷馬、喜德盛、飛鴿、富士逹、捷安特、美利達、愛赛克、緑源、小刀、宝島、比徳文、立馬、ヤマハ、新蕾、踏浪、部品メーカーでは唐沢、志慶、瑞龍、順盟、清豪、桂盟、建大、正新、銘度等だ。
テレビや新聞が自転車関連のニュースを出す時にまずコメントを求めるのが自転車活用推進研究会の小林成基理事長だ。今や「現代自転車事情の代弁者」と言ってもいい。当誌のコラム「ジテンシャの時代が来たあ!」でもお馴染みの同理事長にご登場いただき、コラムの紙幅では収まりきれない今の思いを語っていただいた。
(株)モリタホールディングスは、3月20日開催の取締役会において、同社が保有する(株)ミヤタサイクル(高谷信一郎社長)の株式70%のうち20%をシナネン(株)に、15%を台湾の美利逹工業(股)公司に、10%をミヤタサイクルに譲渡することを決議。これによってミヤタサイクルは、モリタHDの連結子会社から関連会社(持分法適用関連会社)となる。
かつて四国は人口こそ少ないものの進入学シーズンともなれば、通学車がよく動き自転車業界では存在感のあるエリアだった。また。比較的業販店が強かった。しかし、ここ10数年の間に大きく様変わりし、都市部では量販店、さらにはあさひやイオンバイクが販売を拡大、また以前のようにファッションフレーム車だけではなく様々な形状のフレームが出るようになっている。今年の春需の動きを中心に四国の現状をリポートする。