月刊サイクルビジネス
今年1月ライトウェイプロダクツジャパン(株)の3代目社長に就任した高島義人氏。厳しい市況の中、専門店を中心に幅広い販売ルートを開拓、完成車からパーツ&アクセサリーまで豊富なスポーツ系商品群を供給する同社の若きリーダーだ。業界7年目、今年37歳になる高島社長に現状と今後のビジョンを伺った。
第23回中国国際自行車展覧会(上海ショー)が、5月6〜9 日の4日間、上海新国際博覧中心にて開催された。海外からの出展はイタリア、スイス、オランダ、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、ポルトガル、スペイン、ハンガリー、オーストリア、スウェーデン、トルコ、日本、韓国、インド、タイ、パキスタン、マレーシア、南アフリカ、香港、台灣など24の国と地域だ。
中国国内の完成車メーカー220社、電動車及び関連製品メーカー130社、パーツメーカーは680社。また海外メーカーは108社で、2012年と比較して18%増。中国メーカー、海外メーカーともに全体として電動車よりもスポーツ車に注力していた企業が多かった。
昨年の北海道も春が遅かったが、今年は更に遅かった。道南、道央、道東とどのエリアも押し並べて春需は昨年よりも厳しかった。しかし、北海道は雪が溶けて温かくなれば、自転車走行には絶好のロケーション。楽しめる期間は短いが、それだけに思い切り楽しんでしまおうというユーザーも現れつつある。潜在需要は小さくないはずである。
アパレルメーカーとして数多くのファッションブランドを手掛ける(株)オンワード樫山の持ち株会社である(株)オンワードホールディングスは、(株)サクラ、自転車職人(株)、(株)ヴィンテージの株式を取得し連結子会社化した。
(株)サクラ(伊藤智之社長)は2005年に京都で設立された自転車小売店で、独特のデザインのPB車やBSC、パナソニックの機種を中心に販売し、現在は京都に西京極店をはじめ8店、東京に三軒茶屋店をはじめ3店を展開。また、一昨年には東京有楽町の阪急メンズに、こだわりのクロモリフレーム車やアパレルを配した新コンセプトショップ「the PARK」/(株)ヴィンテージ)を開店。自転車職人(株)も関連会社である。