月刊サイクルビジネス
日本で初めて電動アシスト自転車を開発したヤマハ発動機(株)のPAS事業を統括するSPV事業部長に今年1月に就任したのが森本実氏だ。ドイツ、フランス、オランダとヨーロッパに約18年赴任した後に、現職に就いた。同職はこれまで技術系出身者が多い中で、森本事業部長は文系出身で営業畑からの昇進だ。「二輪」が大好きという森本氏にPASへの思いや今後のビジョンを伺かった。
滋賀県大津市の比叡山延暦寺をゴールにした第2回・2012比叡山ヒルクライム大会が5月27日に開催。今回はパナソニックサイクルテック(株)が特別協賛。コースは奥比叡ドライブウェイの山麓にある仰木ゲートをスタート、山頂の延暦寺比叡山バスセンターまでの10.9kmを登り続けるヒルクライム。今大会には近畿圏や東海圏の他、北は青森、南は沖縄など各地からサイクリストが集結。実業団を合わせて約1300名が山岳レースに挑んだ。
5月29日、日本自転車軽自動車商協同組合連合会の第62回通常総会が東京都荒川区のホテルラングウッドで開催された。39名の各県理事、来賓として(財)自転車産業振興協会野澤隆寛会長、一般社団法人自転車協会渡辺恵次理事長、(財)日本車両検査協会野口宣也理事長、(財)日本サイクリング協会加藤元彦副会長等が出席。
任期満了に伴う役員(理事・監事)の改選が行なわれ、新理事長に新井茂(東京)理事が就任。また、副理事長に、安井勇理事(愛知)、妹尾積理事(兵庫)、山根猪三武理事(香川)、専務理事に奥野誠理事(北海道)がそれぞれ就任し、新体制が発足した。
あれから1年以上の月日が流れた。力強く復興している光景も見たが、時が止まったかのように当時とまったく変わっていない地域もある。大震災を通じて、自転車はいざという時に役立つ乗り物であることが実証されたが、その後、東北地方の自転車業界はどうなっているのだろうか。現地取材から報告する。