月刊サイクルビジネス
子供乗せ車の老舗ブランドふらっか~ずから一般軽快車、通学車、子供車、スポーツ車まで幅広いカテゴリーのラインナップを誇る丸石サイクル。2012年、ますます不透明な市況が続くが、同社の春需戦線は順調に推移しているという。「売れるモノを売る」。この当たり前の鉄則を徹底させることこそ重要だという荒井通好社長に現状や今後のビジョンを伺った。
昨年、1000店舗構想を発表したイオンバイク。GMSの中では、もっとも自転車販売に熱心に取り組む企業グループだ。ショッピングセンターから飛び出し路面店を次々とオープンさせる意図は何か。将来的にはどんなショップを目指しているのか。イオンリテール(株)でサイクル事業を統括する渡瀬朗リーダーに伺った。
今年で25回目を迎えた台北サイクルショー。年々規模は拡大し、36カ国から」1092社が出展。海外からの来場者は前回より13%増の6448名で88の国から来台。もっとも多かったのが中国、次いで日本、アメリカ、韓国、ドイツ、マレーシア、シンガポール、タイ、フランス、オーストラリア、イギリスと続いた。ただ、来場者からは「回を重ねる毎にクールになってきているなぁ」という感想が漏れ聞こえるようにショー全体の雰囲気がブラッシュアップされてきた一方でここ数年は落ち着き過ぎていると言えなくもない。
4県合わせた人口は約400万人の四国地方。小さなマーケットだが、自転車業界の中では古くから個性的で活力のあるエリアのひとつであった。年間を通して自転車に乗ることができる温暖な気候で、街中でも田園地帯でもその威力を発揮してきた。また、郡部を中心にして春需期に大きなヤマを形成する。中学、高校で自転車通学する生徒が多いのだが、その多くが3年あるいは6年間しっかりと乗れる高品質機種を購入するのだ。各メーカーの特色ある機種が鎬を削ってきた。近年ではファッションフレームと呼ばれる細身の2本ループ型フレームの人気が高くなっている。