月刊サイクルビジネス
警察庁は2011年10月末「自転車は車両であり車道の左側を通行する」という今まで守られなかったルールを浸透すべく通達を全国の警察本部に出した。
遅ればせながら日本でも自転車を交通手段として活用していこうという動きが始まったと捉えたい。だが、まだまだ問題は山積だ。最近は大手マスコミにも引っ張りだこの自転車活用推進研究会 小林成基 理事長がその現状や課題を語ってくれた。
ここ数年にわかに活気を帯び始めた韓国の自転車市場。日本に先駆けて自転車道の整備も進み、自転車不毛の地と言われた隣国が大きく変わろうとしている。そんな中で高品質ミニべロを中心に数多くの専門店を展開しているのがBAスポーツだ。その創業者でありCEOを務めるブレンドン・チョイ氏にインタビュー。最新の韓国自転車事情やショップの状況を聞いた。
東日本大震災は東京、神奈川の自転車市場にも大きな影響を与えた。大変不幸な出来事であったが、価値観を転換する契機になったこともまた確かである。その後の自転車通勤の増加、ノーブレーキピストの摘発続出と様々な問題を生みながら、自転車はいい意味でも悪い意味でも人々の関心事となった。そして、そうした自転車に関わる出来事が最も多く起こるのは首都圏の中心である東京・神奈川だ。そんなエリアの市場動向を考察する。
ブリヂストンサイクル(株)が平成23年12月期連結決算の業績見込みを発表。自転車部門の売上高は451億円で前年同期比106%、計画売上高431億円を20億円上回った。なお、営業利益は公表していない。好調、評判が高かった機種はビレッタ、アンカーユーティリティ、オルディナ、カジュナ、Helmz等だ。また、スポーツ系機種の販売台数は3万3000台(前年同期3万2000台)で、そのうちアンカープロが1万台弱、その他をアンカーユーティリティ、オルディナ等が構成している。