月刊サイクルビジネス
アメリカ最大のディーラーズショーであるインターバイクが開催された。インドアショーが9月14~16日にネバダ州ラスベガスのサンズエキスポコンベンションセンターで、それに先立つ9月12~13日に同地近郊のブートレグキャニオンでアウトドアデモが行われ、アメリカをはじめ世界各国のバイヤーらが集まった。
今年で30回目の同ショー、出展社数は昨年同様約1200社だが、入場者数は約2万3000名と昨年に比べ若干減少、また海外からのバイヤーは1300名と昨年より500名以上も少なく、過去の賑わいを思うと寂しさを感じざるを得ないアニバ-サリーイヤーとなった。
多くのメーカーや卸が、業界注目の2012年新モデルや売れ筋商品の展示会を東京、大阪を中心に開催。シマノ、BSアンカー、アキコーポレーション、サギサカ、ジック、ミズタニ自転車、ジェイミスジャパン、新家工業、シナネン、ライトウェイ、ホダカ、マルイ、ACTION SPORTS、ジョブインターナショナル、サイクルヨーロッパ、ジョイジャパン、ゼットの展示会を紹介する。
一昔前は地場の量販卸が大きな勢力を持っていた九州市場。中国大陸に近いという地の利もあって、独自に生産拠点を確保、ユニークな商品ラインナップを揃えてきた。ところがここ最近は大きく状況が変わってきている。大型専門店サイクルベースあさひ、さらに量販の巨人イオンが九州市場に積極的に打って出てきており、自転車市場は混沌としてきているのだ。そうした中で地元の業販店はどういう姿勢で迎え撃つのか、最新の状況をレポートする。
ブリヂストンサイクル(株)が特別協賛する「アンカー日産スタジアム サイクルパークフェスティバル」が10月1日に開催された。この大会は、日産スタジアムとその周囲の新横浜公園内の園路をコースとするサイクルイベント。レースはチームエンデューロが中心で、3時間の部、2時間の部、キングの部(3時間+2時間)がある。最大の特徴は、誰もが気軽に出場できること。ライダーズミーティングで審判委員長が「日本最大の草レースを目指す」と言っていたが、スポーツバイク上級者からビギナーまで幅広い層が参加、乗車している機種もロードレーサー、クロスバイク、MTB、ミニベロ、一般車とバラエティに富んでいた。