月刊サイクルビジネス
量販市場を中心に自転車パーツについては圧倒的な供給力を誇るサギサカ。2代目の匂坂慎祐氏が社長に就任してすでに4年目を過ぎた。パーツ・用品を主体としたデリバリー力、商品力では他の追随を許さない。今年は東日本大震災に見舞われ大変な時期もあったが、チームワークで乗りきることができたという。
最近の業績や傾向、また「チーム・サギサカ」のリーダーとしての経営指針などを伺った。
フジサンケイグループの中核企業のひとつ(株)ディノスの100%子会社である(株)ディネックス(東京都中野区本町2-46-2 植木一久社長)は、(株)アール・アンド・アイ(千葉県我孫子市布佐3265-59 小黒一弘社長)を提訴。8月12日、東京地方裁判所636号法廷において第1回弁論が行なわれた。原告ディネックスは業務委託契約不履行により同社が被った損害の賠償を請求する。請求金額は約1100万円と見られる。
(株)シマノが平成23年12月期第2四半期の連結決算(日本基準)を発表した。
売上高は前年同期に比べて2.6%増の1071億3400万円、営業利益は152億4400万円(前年同期比11.8%減)、経常利益は136億5400万円(同5.0%減)、四半期当期純利益は69億0400万円(同28.2%減)となった。最近の著しいドル安円高によって国内の輸出型企業にとっては不透明な状況が続く。この4~6月はヨーロッパの一部で財政危機が見られたものの中国など新興国経済は相変らず活気づいている。
同社主力の自転車部品事業での売上高は842億6200万円で前年同期に比較して3.3%増となっている。
7月29~31日の3日間、お台場サイクルフェスティバル(主催:フジテレビジョン)が開催された。これは、同社夏の祭典「お台場合衆国」のサテライトイベントとして、お台場本社に隣接するシンボルプロムナード公園で初めて行なわれる自転車をテーマにした総合イベント。3日間で約3万6300人[29日(金)約8500人、30日(土)約1万2800人、31日(日)約1万5000人]が来場した。
最も注目を集めたのは、同会場内のセントラル広場と東に伸びるプロムナードに特設した1周800mの「湾岸クリテリウム」コース。タイムトライアルやトップ選手によるロードレースが行なわれた。タイムトライアルには、中野浩一さん、橋本聖子さん、小島よしおさん、安田大サーカスの安田団長さん、ガールズケイリンのトップ選手らが参加。