サイクルビジネス 株式会社グローバル
 
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2008年12月号
月刊サイクルビジネス  
新春インタビュー(1)
ブリヂストンサイクル(株)渡辺恵次 社長
春需以降、販売組織改革、7月以降、都心に新オフィス
 08年ブリヂストンサイクルの自転車部門売上高は408億円で前年比104.6%。環境や健康の追い風を受けて、電動車やスポーツ車を中心に順調に推移した。しかし、昨年後半から一気に不況が加速し、消費の冷え込みは明らかだ。経済全体はますます厳しくなる今年、業界のトップメーカーはどんなビジョンを描くのか。渡辺恵次社長に伺った。

新春インタビュー(2)
経済産業省 製造産業局車両課 山下隆也 課長
有識者「自転車研究会」設置し、行政の取組を加速
 昨年7月に経済産業省製造産業局車両課長に就任した山下隆也(たかなり)氏。1967年生まれの41歳、神奈川県の出身だ。90年に通産省(当時)入省後、94〜96年アメリカのシカゴ大学ビジネススクールへの留学、大臣官房厚生企画室長などを経て現職に就いた。自転車に関わる行政全般と、競輪、オートレースを管轄する車両課は、同省の中でも異色の存在と言われるが、今、どんなことに取り組んでいるのか、伺った。

2009年自転車業界展望
深刻な経済不況に直面する中で、輪界はどう動くのか
 アメリカの金融危機に端を発する不況は、昨年後半から日本にも深刻な影響を及ぼし始めた。経済を牽引してきた自動車業界が大きく低迷し、派遣労働者が大量に解雇された。また、電機、建設、不動産など多くの業界が沈滞ムード。百貨店やスーパーの売上も軒並み減少、社会全体を暗雲が覆っている感は否めない。しかし、1月初旬の現時点において自転車販売が他の業種のように大きく落ち込んでいることはないようだ。ただ、消費の冷え込みはこれからさらに強まることが予想される。決して楽観視はできない。
 長いスパンで考えれば、自転車は4K(環境、健康、経済性に優れた交通手段)としてその価値が再確認されていることは確かだが、この深刻な経済不況に直面し、自転車業界はどう動くのか。考えてみたい。

自転車よもやま話
“高速人力移動椅子”リカンベントHISTORY
 少しずつ認知度が高まってきたリカンベント。本業は、机や椅子など教育用スチール家具の製造という会社が、この特異な自転車のオリジナル商品を開発・販売している。「うちは椅子屋です。リカンベントは車がついた椅子なのです」と言う社長は、自身も熱烈なリカンベント愛好家。多くの人にその楽しさを知らせたいと、さまざまな活動も行なっている。

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